SW 工法の最大の特徴は高い断熱性能です。一般的な住宅の室内温度差が約12℃であるのに対して、SW住宅は約3℃と高い断熱性能を誇っています。脱衣室やトイレとの温度差が少なく「ヒートショック」防止にも役立ちます。
また、部屋間の温度差だけでなく上下の温度差も少なく、部屋の隅々まで快適な室温環境を保ちます。
近年はPM2.5などによる大気汚染、カビ、ダニ、花粉といったアレルゲンの対策など、空気環境に注目が集まる中で、住まい全体の通風など、計画的な換気に目を向けることも必要です。これらのカビやダニの繁殖を抑えるためには、空気のよどみを少なくすることが大切です。SW住宅では高い気密性によって住まい全体の計画的な換気が行え、空気のよどみを少なくすることが可能です。
住宅の耐震性能を高めるためには、耐力壁をバランスよく配置することが重要です。高性能スーパーウォールパネルは、高耐力の構造用パーティクルボードと断熱材を一体化し、壁倍率4.3倍を実現。壁倍率2.5倍のパネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置できます。
建物の耐久性を高める一番のポイントは、湿気による壁内部への結露の発生を抑えることです。特に断熱材の耐湿性がそのカギとなります。
SW住宅で使用している断熱材は高性能な硬質ウレタンフォームです。その特長は湿気を通しにくく、グラスウール比およそ2倍の断熱性能を誇ります。
国の省エネルギー政策では、2030年までに新築住宅の平均でZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にすることを目標に掲げています。これからの時代に求められるのは、省エネ+創エネによるゼロエネ住宅です。
SW住宅は、一般住宅と比較して、冷暖房・換気・給湯・照明などの光熱費を40%削減することが可能です。さらに水道費においても39%の削減が行え、全体で40%の水道・光熱費を削減。年間で140,680円の節約が可能です。
さらに近年は太陽光発電システムの採用によるSW住宅のゼロエネ化が進んでいます。なかにはゼロエネを超えてプラス収支になっているお宅も多く、SW住宅は経済的なメリットも多いことがわかります。
SW住宅ではウレタンフォームによる高気密施工と高断熱サッシ・複層ガラス仕様などによって非常に優れた遮音性能を発揮します。
そのためSW住宅の室内は、外からの騒音が気になる環境においても、睡眠や勉強などの妨げにならないほど静かで快適な空間です。また楽器の演奏など野外への音漏れへの心配についても、優れた遮音性能によって、周囲を気にすることなく、音のストレスから解放される室内環境を実現します。
SW住宅は一邸一邸で実施する住宅性能の確認から部材の保証まで、建てる前も建てた後も、安心の品質を約束しています。
・断熱材内部の結露による劣化を35年保証します。
・全棟で気密測定を実施し、性能報告書を発行しています。
・「防火構造」と「準耐火構造」の国土交通大臣認定を取得しています。
・万全の品質管理により、高精度な部材を供給しています。